皮膚は、私たちの体を覆う最大の臓器です。細菌やウイルス、紫外線などの外的刺激に対するバリアとしての役割があり、体の中をいつも快適に保つ働きをしています。皮膚に対するアサイゲルマニウムの作用研究をご紹介します。
肌が乾燥気味の成人男女5名を対象に、アサイゲルマニウムを含む化粧水または含まない化粧水を1日2回、4週間使用してもらいました。使用する化粧水の種類は、無作為(ランダム)に決定しました。使用前と4週間後に、肌の最も外側にある「角層」の水分量を測定しました。
アサイゲルマニウムを含まない化粧水を使用した場合、被験者間の角層水分量にばらつきが見られ、乾燥が改善しない人もいました。一方、アサイゲルマニウムを含む化粧水を使用した場合、全ての被験者において使用2週間目から角層水分量が有意に増加し、4週間後には平均で36%増加しました。
これらの結果から、アサイゲルマニウムは角層の水分量を増加させ、乾燥肌の改善に効果を示すことが示唆されました。
肌が乾燥気味の成人男女5名を対象に、アサイゲルマニウムを含む化粧水または含まない化粧水を1日2回、4週間使用してもらいました。使用する化粧水の種類は、無作為(ランダム)に決定しました。使用前と4週間後に、肌表面のキメの状態を画像解析により評価しました。
アサイゲルマニウムを含まない化粧水を使用した場合、5名中1名でわずかなキメの改善が見られたものの、他の被験者では目立った変化は見られませんでした。一方、アサイゲルマニウムを含む化粧水を使用した場合、5名中4名でキメが細かくなり、肌表面がなめらかになることが確認されました。
これらの結果から、アサイゲルマニウムには肌のキメを整える効果が期待できることが示唆されました。