免疫は、感染症から体を守ったり、体内で発生したがん細胞を排除したり、
リンパ球の一種であるNK細胞は、体内のウイルス感染細胞やがん細胞を発見すると、活性化して攻撃します。
健康な人9人を、3人ずつ3群に分け、アサイゲルマニウムを1回摂取してもらいました。それぞれの摂取量は、体重1kgあたり25、50、100 mgです。その後、各人から採取した血液に含まれるNK細胞の活性を測定しました。
いずれの群も、アサイゲルマニウム摂取1日後よりNK細胞の活性が上昇し、その後3日間活性が維持されることがわかりました。
インターフェロン-ガンマは、直接的な抗腫瘍作用や、細胞増殖抑制、NK細胞やマクロファージの活性化など、免疫システム全体に広く関わっています。
年齢に関わらず、アサイゲルマニウムを摂取してもらった12名全ての人のインターフェロン活性が上昇しました。インターフェロン-ガンマを活性化させることで、複雑に働く免疫システムの調整に役立っていると考えられます。また、インターフェロン活性のピークは、摂取後、約30時間後であることも確認されました。