浅井ゲルマニウム研究所【企業ポリシー】

ゲルマニウムの研究は約180年前にスタート

ゲルマニウムという元素は、D.I.Mendelejeffがエカケイ素の名でその存在を予告していた元素ですが、1885年、C.Winklerによって、その存在が証明されました。

生理活性については、1920年代に入ってからゲルマニウム化合物の毒性を主とした研究がヨ−ロツパを中心に成されましたが、二酸化ゲルマニウムの動物での赤血球増加例が報告された以外は有用なゲルマニウム化合物が発見されず、医薬研究へは繋がりませんでした。

日本のゲルマニウム研究は当初資源探査として始まり、地球化学、分析化学、合成化学と広がり、1950年代には文部省主管の産学共同研究班「ゲルマニウム委員会」が発足し、1956年にその研究成果をまとめています。この「ゲルマニウム委員会」には、弊社創設者の浅井一彦(1908年〜1982年)が当時研究所長として指揮していた(財)石炭総合研究所も参画し、石炭の乾留液からゲルマニウムを抽出、精製する技術開発や半導体材料として高純度金属ゲルマニウムを提供するなどの貢献もしています。その他に(財)石炭総合研究所は広範囲のゲルマニウム科学の研究を展開し、特に生理活性化合物の探求は独自性、先見性とも優れたものであったといえます。

生理活性作用と安全性に優れた有機ゲルマニウム

1967年、(財)石炭総合研究所の及川らによって合成された、ポリ-トランス-〔[2-カルボキシエチル]ゲルマセスキオキサン〕【poly-trans-〔(2-carboxyethyl)germasesquioxane〕】“Ge-132:p.t-CEtGeO,アサイゲルマニウム”は数々研究されたゲルマニウム化合物の中でも安定性に富み、水溶性を特徴としています。この化合物は、その後浅井が創設した弊社研究所で長期にわたって研究され、安全性や生理活性作用を示すことなどが報告されています。

この有機ゲルマニウム化合物“p.t-CEtGeO”が開発された背景には1950年代より行われた無機化合物、錯化合物、有機化合物など数々の化合物の合成研究と生理活性研究がありますが、その他に天然物の分析研究があります。朝鮮人参などの生薬、香辛料などの食物、効果が期待されていた湧水、温泉水など日常的、慣習的に効用が伝承されていた天然物に含まれるゲルマニウム量の調査は、研究を発展させる重要な要素であったと思われます。

半導体の性質をもつゲルマニウムは、ダイオ−ドとして整流、感光素子に用いられ、またトランジスタ−として増幅、発振などに広く用いられてきました。現在では光ファイバ−の素材として用いられているほか、高品質のペットボトルの製造には欠かせない触媒として無機のゲルマニウム化合物が利用されています。半導体や電子工学などのイメ−ジが強いゲルマニウムですが、この有機ゲルマニウム化合物“p.t-CEtGeO” 『アサイゲルマニウム』は、そのような用途に使われるゲルマニウムとは全く異なり、特徴的な生理活性を備えた安全性の高い物質です。